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失敗しないツール導入。マーケターが導入効果の確認前に理解すべき事

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どもども!

ゼンマヤン(@zenmayan)です。

 

マーケティング関連のツール導入について

気づきがあったので共有です。

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 【目次】

 

 

ツール導入に関して気づきを得たきっかけ

 

2017年2月8日@都内にて、

イスラエルのマーケティングテクノロジー3社

Datorama」「Outbrain」「AppsFlyer」が集った

スタートアップのイベントに参加しました。

 

このイベントの最後にパネルディスカッションがあり、

モデレーターであるアビームコンサルティング社の本間充さんが

おっしゃっていることが非常に印象的でした。

 

ツールは、ツールの専門家が作っている。しかもアップデートを常に行っておりどんどん最適化されていく。なのに、事業会社・ツール導入決済者のスキルを疑わないのはオカシイ。ツールを会社に合わせるのではなく、会社がツールにあっていないと疑うべきではないのか。

 

※注意)全文引用ではありません。

   イベントでのコメントを元に、私の解釈が入った書き起こしになります。

 

 

ツール導入は障害が多い

 

ツール導入って障害が多いいなぁ〜と感じていたところでした。

 

業界が障害

 

自分は

 

インターネット広告代理店

アプリサービス会社

金融機関

 

と転職しているのですが

 

ツール導入の勧め易さは

働く業界によって全く異なると実感している所です。

 

大概が、セキュリティー問題とコスト(人・時間・お金)問題が

導入の障害になります。

 

 

技術者が障害

 

また

所属している会社の技術者のプライドが邪魔をして

進まないケースもあります。

 

技術者の方が自社でもできるじゃん!できるからお金かけるのもったいない!

 

ということでツール導入をNGとします。

単に技術的にできるできないで判断するケースです。

 

けれども

 

忙しくてできない。。

想定していなかった問題が発生し

やっぱり技術的にスキル不足で社内でできなかった。。

 

といった意見がでて

結局社内開発しなかった。

となるケースです。

 

特に、データマイニングの分野でのツール導入判断は特に難しいのかなと思います。

 

研究と実際にワークするか否かは異なります。けれども、ツール導入の際は、導入したことでデータをワークさせることができるのかの判断になるケースが多いからです。

 

概念として最近でてきたものなので。ほとんどの人が正確に判断できないと思います。あとは、バズワード化しているので、認識が人それぞれ異なってしまう点もやっかいですよね。

 

 

人の方がツールより正しいという思い込み

 

ツールの方がどんどん進化してい環境下でも

結局は、ツールより人の方が正しいと思っているのです。

 

 

ツールはアップデートを繰り返している。

 

アビームコンサルティング社の本間さんの発言をきいた時、すごく見落とされている視点だなと思いました。特にツール導入の際にいつも同じ結論に、なる様な組織はとくに疑った方がいいです。

 

おそらく、判断している人がツールのプロではないですよね。。ツール導入者・組織もアップデートしないのは変ですよね。

 

 

日本のガラパコス化が特に不安

 

ツール導入しなかったり、自社専用のツールを独自でつくるケースが多いと思います。

その結果、日本がガラパコス化しないか心配です。

 

グローバル化を考えた時に、日本だけ独自仕様のツールで数値をみていたら違和感を感じるのかもしれません。

 

組織の風土をかえる。また、人材育成も力を入れてツールを上手く使うカルチャーになることが今はもとめられているのではないでしょうか。

 

またそれがないと日本企業はやっぱり世界で戦っていけないのかなと思います。