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動画広告KPI設定後に、絶対確認すべきポイントとは

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どうもゼンマヤンです。

実務でも、動画広告が多くなっているこの頃です。

 

去年と比較しても

動画広告商品が増えてるなーと実感してますー。

特に、若者向けの動画アドネットワークやDSPが増えてますかね。

あとは、LINEも確実に動画の配信在庫を増やしてるな〜。 

 

もちろん

淘汰される動画広告商品もあると思いますが

ここ数年は、どんどん動画広告商品が増えていくんでしょうね〜。

 

嬉しいような

オペレーションで埋もれないか不安だったり。。

 

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あと

広告主側では、KPIの正解を探す人も多いですね。

なんとなく、KPIとして設定される指標が定まってきた感もありますが

 

ゆーてもまだ手探り状態、もしくはとりあえず

動画広告をやってるって感じを多く見受けます。

 

確かに、ウェブ広告でここまで

KPIが定まらないのは初めてのケースかも

 

モバイル広告(ガラケーのころね)や

アプリ広告ですらKPIは、早期に定まっていましたからね。

 

そんなKPIKPIKPIと考える前に

見落としてはいけないことがあるとわかりました!!

 

 

それは

 

 

動画広告商材の配信実績レポートの

指標の定義を正確に理解すること。

 

です。

 

なぜ動画広告KPI設定後に定義確認が必要なのか

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動画広告KPI設定後に定義確認が必要な理由。

 

それは指標の定義が

動画広告商材毎に異なることもあるからです。

 

※こともある。。って歯切れが悪いと思うかもしれません。

  必ず異なるわけではないのです。

 

 

数多くの動画広告をこなす中で

バナー広告やテキスト広告等の

従来のウェブ広告フォーマットとの

違いを発見しました。

 

確認が多いのです!!!

 

「視聴完了ってどこからどこまで?」

 

「視聴課金ポイントはどこ?」

 

色んな人に聞かれ

関係者に都度報告をしました。

  

なんでそんなに動画広告の定義が異なるのか

 

アドネットワークや純広告等の

従来のウェブ広告は

 

・インプレッション

・クリック

 

などの数値を確認する場合

 

広告商材毎に

 

・インプレッション

・クリック

 

の定義が

異なるケースは

もともと少なかったです。

 

でも近年は

アドテクノロジーが進化して

アドネットワークや純広告等の

従来のウェブ広告でも

 

インプレッションの定義が

商品毎に異なるケースが

徐々に増えてきていると感じております。

 

例えば、

インプレッションの場合

ビューアビリティー(視認率)の割合

または、

表示割合・表示秒数で、

定義を詳細で、まとめるケースがあります。

  

わたしが思うに

従来のウェブ広告と動画広告では

普及したときのアドテクノロジーの技術環境

が異なるからだと思います。

 

ウェブ広告が普及した時は

デバイスもPCがメインでしたし

アドテクノジーも今ほど発展しておりませんでした。

 

対して

動画広告が普及し始めているタイミングでは

アドテクノロジーが発達していたので

細かく定義を設定できたので、おのおのが好む定義を設定し

定義が多くなっていったと思います。

 

 

動画広告KPI設定後の定義確認:例1

 

YouTubeの様な

動画を視聴する前にでてくる広告のような

 

インストリーム型の動画広告商材A

インストリーム型の動画広告商材B

 

があったとします。

 

※インストリーム型ってのは

動画が流れる前に表示される動画広告を指します。

 

AもBも

動画広告配信結果レポートでは

完全視聴率を報告してくれます。

 

結果は、こうでした。

 

動画広告商材A

完全視聴率:70%】

 

動画広告商材B

完全視聴率:95%】

 

おっ!!

動画広告商材Bの方が、

しっかり完全視聴させてくれるんだな〜。

 

継続出稿は、動画広告商材Bだな!

よし、動画広告商材Bの配信額も増額させて

もっとリーチをふやそう!!

 

はい。。

一見、なんら普通の見解ですよね。

 

ですが

罠があるのですが

実は・・・

 

動画広告商材Bは、

広告主の動画画面をクリックして

広告主のサイトへ遷移した後も

広告動画は、流れ続けるのです。

 

※広告主のサイトは、

  同一ブラウザ内の別タブで立ち上がります。

 

つまり、

ブラウザーを閉じない限り

視聴完了になるのです。

 

しかも

動画広告商材Bは

広告の動画をスキップできない仕様です。

 

。。。そりゃ完全視聴率が高いよね。

 

 

一方

動画広告商材Aは、

広告主のサイトへ遷移している間は、

動画はストップしております。

 

※動画広告商材Aも

  広告主のサイトは、

  同一ブラウザ内の別タブで立ち上がります。

 

そして

動画広告商材Aは

広告の動画をスキップできる仕様です。

 

つまり

動画広告Bは、

動画をみているユーザーが

意思をもって視聴完了しているかどうかの前に

動画広告商材の仕組み的に、

完全視聴率が高くなるようになっているのです。 

 

 

動画広告KPI設定後の定義確認:例2

 

「完全視聴率」の確認したけど

視聴ってどの状態になったら視聴なの?

 

えっ・・

視聴は視聴でしょ!?

それ以外に何かあるの??

 

といった

声もきこえてきそうですが

あるのです!

視聴にも定義が。

 

視聴のスタートが

 

オートプレイ

or

動画をクリックして視聴開始

 

なのか。

 

さらに

オートプレイの中でも

 

動画視認割合が100%且つ、2秒以上動画が配信された場合視聴開始

or

動画視認割合が70%且つ、3秒以上動画が配信された場合視聴開始

なのか。

 

 

今回挙げた

「完全視聴率」という

1つの指標だけでも

 

例1と2のような側面から

完全視聴率という定義を

しっかり確認する必要があると

実感できると思います。

 

 

一言まとめ

 

動画広告商材毎に、しっかり広告指標の定義を確認しよう。

 

特に、商材の仕組みの影響を受けやすい指標がないかを確認しよう。